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逢魔が橋
逢魔が橋

青林工藝舎 2010年9月25日 A5版並製 ISBN978-4-88379-325-9 装幀:雀のお宿工房

作品名頁数初出誌巻号発行年月日掲載頁
逢魔が橋 第一話24pflowers増刊凜花第5号2008.11.14p141~164
逢魔が橋 第二話24pflowers増刊凜花第6号2009.2.14p621~644
逢魔が橋 第三話24pflowers2009年7月号2009.7.1p111~134
逢魔が橋 第四話24pflowers増刊凜花第8号2009.10.15p273~296
逢魔が橋 第五話24pflowers増刊凜花第9号2010.1.14p637~660
逢魔が橋 第六話24pflowers増刊凜花第10号2010.6.14p715~738
海神の子24pホラーM2008年10月号2008.10.1p371~394
ひだる神24pホラーM2006年11月号2006.11.1p419~442
夢みる指24pホラーM2006年12月号2006.12.1p417~440
○解説「しなやかな救済と解放」(田中貴子・国文学者)2p

どんなに時代が変わろうとも、人の出会いや別れの裏には、言葉では語り尽くせない激しい感情と物語が潜んでいる。ささやかに生きることの尊さを知りながら、なぜこうも人は〝魔〟に魅せられてしまうのだろうか…。中世を舞台に、人の来し方行く末を見守り、生きる力、そしてあの世への旅立ちを静かに見送る不思議な力を持った橋守は、人の背負った苦しみや悲しみを、解決よりも〝解放〟へと導いて行く。現代人が見失ったしなやかな逞しさにあふれる傑作!

桜の森の満開の下

ゆうやけ公園